TVを実家に搬入して接続してから
おばあちゃんに会いに行った。
近いけど
おばあちゃんの体調があまり良くないときは
会いに行けないと思って
なかなか会いに行ってない。
電話したら調子がよさそうだったから
44ちゃんと行ってきた。
久しぶりに行ってみてビックリ。
家の前に高い木の塀ができていた。
聞いてみると,泥棒が夜中に来て
ドアをガタガタゆらして
壊して入ろうとするらしい。
ばあちゃんは91歳。
一人暮らし。
何かあってはいけない。
だから,玄関にたどり着く前に
一つ塀を作ったみたい。
ばあちゃんは耳は遠いけど
しっかりしてる。
うちの母親の出勤日も休みの曜日も覚えてるし。
防犯のための砂利を蒔けなくて困ってるみたいで
44ちゃんと一緒に蒔いた。
「長靴を履きなさい」
「ズボンが汚れるから,作業着じゃないとできん」
「汚れるから軍手しなさい」
「粉が散るから帽子をかぶりなさい」
九州の女。
うるさい(笑)
気が済まないだろうから
44ちゃんと私
タオルを頭にかぶる(爆笑)
「手を洗いなさい。コレ使いなさい,綺麗になるから(キレイキレイを指さす)」
「カルピスがあるから飲みなさい。薄めるんで
ばあちゃん原液で飲んで甘すぎて捨てようかと思った」
そんな会話をしながら
換気扇のスイッチを消すのに
まごのてを使ってた(背が届かないから)
ばあちゃん
また小さくなった?
おじいちゃんとおじちゃんの仏壇に手を合わせて
帰ろうと思ったら
ばあちゃんの畑でできたたまねぎと
お金をくれた。
年金生活のばあちゃん。
夜ご飯は,タマネギをバターで炒めて
卵でとじる
それで十分って言ってたばあちゃんが
私に1万円を渡す。
「いらんわ!小遣いもらいにきたんじゃないもん
そんなんくれたら,もう来ないよ!
いらん!」って怒ったけど
引くようなばあちゃんじゃない。
「なにがいらんもんか。いるやろが。
これで晩ご飯でも食べなさい。」
結局もらった一万円。
自分で稼いだ1万円より
ずっとずっと重たくて
使えないよ。ばあちゃん。
「死んだらお金は持って行けん。
お金は生きてるうちにつかわにゃいけん。」って。
「めったに来んのじゃけん」って
寂しそうに言わないでよ。
また行くからね。ばあちゃん。
何か仕事,置いておいて。
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